東京・吉祥寺 (Tokyo, Japan)
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ペインセラピーについて

ペインセラピーとは

さっきまで腰痛に悩んでいたのに、好きなテレビ番組を見ていたらすっかり腰痛のことを忘れていた…なんていう経験、ありませんか?

痛みを代表とする体の不快感は、それが脳に届いて初めて不快感として認識されます。つまり脳が情報を受け取り査定した結果、症状が生まれます。脳の査定を変更すれば、その痛みはキャンセル可能です。

心と体は一体、という観点から見れば、すべての体の不調は心の在り方にその原因やつながりを探ることができます。その意味で、心因性の病の総称である心身症は、潜在意識を扱うヒプノセラピーで改善が見込まれる領域です。ヒプノサイエンスラボでは、慢性疼痛の緩和にスポットを当てて、長く続く痛みに悩む方々をサポートいたします。

医療の新しい潮流

ヒプノセラピー先進国アメリカでは、歯科治療や外科手術の麻酔の補助として、また出産時の鎮痛に、催眠によるペインセラピーが使われています。イギリス王室のキャサリン妃が出産時にヒプノバーシングを取り入れたことはつとに有名です。また、痛みの緩和がQOLの回復のカギとなる癌患者が、大きな副作用のあるモルヒネなどの麻薬系鎮痛剤を使わずに痛みを緩和できるよう、ヒプノセラピーが研究されてきたという経緯があります。

欧米の、特に先進的な医療現場では、苦痛を伴う検査や手術前の恐怖心を鎮めるためにヒプノセラピーを用い、手術中に使う麻酔薬の量を減らすためにヒプノペインセラピーを使う例が増加しています。麻酔に耐えられない高齢の患者がヒプノペインセラピーで心臓手術を成功させた例もあります。ヒプノセラピーを取り入れることで薬剤の副作用を回避でき、体の負担も軽減できるので、ダメもとでも試してみたいという患者の数は年々増加しています。

体の不調の原因を心に求める発想のない日本の医療現場ではまったく知られていませんが、アメリカをはじめとする欧米では医学的に効果が認められていて、保険診療の対象となっています。

ペインセラピーで緩和・解消できる痛み

痛みには病気やけがなどによる組織の損傷によるもの、神経の不具合によるもの、そして心因性のものがあり、ヒプノセラピーが扱うのは3つ目の、心に端を発する痛みです。

心因性と言ってもその領域は広く、いわゆる慢性痛(半年以上続く痛み)の多くは潜在意識のワークで劇的に改善する例が多数存在します。肩こりや腰痛といった国民的苦痛は、多くがストレスによるもので、ヒプノペインセラピーの対象です。そしてもっと画期的なのは、怒りや悲しみ、自己否定といったネガティブ感情の抑圧の反動として発症するケースです。

痛みの正体とは

ネガティブな感情は社会に受け入れられず、人が忌み嫌うため、そういった感情を抱いていることを本人が認めたくないために抑圧することがよく起こります。これが続くと抑圧されてきたエネルギーが臨界点に達し、身体的な症状となって発症します。怒りの抑圧の例としては、嫁舅問題や、ゆがんだ夫婦関係・親子関係などなど。

具体的な例を挙げれば、親を愛しているけれど、毎日介護をしているうちに怒りが募ってきます。その怒りはどこにもぶつけることができないので抑圧され、体に蓄積されていきます。そしてある時点で耐えられなくなった時、抑圧された感情は身体症状として噴出します。

病院に行けば、原因は過労や構造上の弱点、機能不全、老化のせいなどと言われるものの、投薬や理学療法を続けても一向に治らない・・・そういうケースが多く存在していることに着目した医師、ジョン・E・サーノ博士(ニューヨーク大学メディカルセンター)は、TMS理論と名付けた疼痛の治療プログラムを考案しました。

TMSとは、緊張性筋炎症候群のことで、要するに体の痛みの原因を突き詰めると、発症当時の患者が大きな怒りや苦痛を抱えていたことがわかり、その感情を本人が認識するだけで症状がすっきりと消えていくのです。彼の患者の快癒率は何と95%と言われています。

ペインセラピーの概要

ヒプノサイエンスラボで実施するペインセラピーは、アメリカのペインセラピーの第一人者、ロン・エスリンガー直伝のテクニックを使って行います。ロンは、数十年間麻酔科の看護師をしていた経験をベースにして痛みの緩和に特化したヒプノセラピーを考案し、約40年にわたり多くの人々を救ってきた実績があります。

ヒプノサイエンスラボが対象とするのは、体の痛みや不快感について医療機関の診断を受け、治療をしたにもかかわらず、半年以上改善が見られない、あるいは受診していろいろ調べたものの原因不明と言われ、解決しないといったケースです。医療機関ではありませんので、診断や治療行為を行うわけではありません。

慢性疼痛には不眠、ストレス、無力感といった心理的要素が深く絡むため、ヒプノセラピーによる効果が期待できるのです。痛みの原因を医師の診断のみに頼らず、一度ゼロから見直してみたい方はぜひお試しください。

セッションの流れ

(1)プレカウンセリング(約1時間)

これまでの経緯のヒアリング、痛みの周辺の要素のアセスメント(痛みが起きるメカニズムのご説明)、ヒプノセラピーの被暗示性テストなど。

(2)ペインセラピー(約40分)

潜在意識に新しい認識を浸透させるためのヒプノワーク、脳内回路や細胞記憶の書き換えなど

(3)ポストカウンセリング(約30分)

セッションのまとめ、今後のセルフヒプノワークの指導など

3部形式で、痛みに特化した改善のための、約2時間のワークです。

料金

ヒプノサイエンスラボ オープニング モニターキャンペーン
初回1万円、2回目以降は5,000円。

※より完全な効果を得るための推奨回数は4回です。

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ヒプノセラピー(退行催眠)との違い

(身体症状快癒の原理は同じ)

アメリカのヒプノセラピーの草分け的存在、ドロレス・キャノン(ヒプノサイエンスラボ主人、東川恭子の師匠であり、奇跡のヒプノセラピスト)は、

「癌はほとんどが抑圧された怒りから起こるのよ。その怒りを手放せば癌は治ります」

とよく話していました。私がこれまでに実施した退行催眠セッションでも、様々な身体症状や病気が改善または完治した例は枚挙にいとまがありません。

ヒプノセラピーメニューでは人生の目的や使命を探る過程において、軌道修正のシグナルとして身体症状が起きていることに気づかされることが少なくありません。それを理解することで身体症状が消えるというメカニズムにおいては、ペインセラピーとまったく同じ原理です。

しかし退行催眠は平均4~5時間という長いセッションであること、セッションの主たる目的は体の症状改善ではなく魂のヒーリングと成長にあることが相違点です。身体症状を含め、包括的に自分の人生と向き合いたいという方はヒプノセラピーをお試しください。

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