『前世ソウルリーディング』重版御礼

―あなたの魂はどこから来たのか―
25年目の重版出来、皆様のご愛読に心より感謝申し上げます。
偶然の出会い
確か1990年代中頃、たまたま仕事で訪れていたオーストラリアの書店で見つけた本がこの原書との出合いでした。そして友人に勧められて徳間書店のある編集者と出会い、彼の目に留まり、翻訳出版が決まりました。こうして2000年に初版が出て、ジャン・スピラーという、当時アメリカであまり有名でなかった占星術師が日本デビューを果たしました。それ以来破竹の勢いでいろんなメディアに取り上げていただきました。
あの時ゴールドコーストであの本を買わなかったら、ジャン・スピラーは日本人に知られることもなく、その後出版された『新月のソウルメイキング』もなく、日本に新月に願い事を書くという習慣が根付くこともなかったことでしょう。本が持つ運命とは数奇なものです。
今は亡きジャンのレガシー
ジャンはそれから肝臓を患い、肝移植手術を受けましたが2016年7月に他界しました。それでも人気は衰えず、没後に出版した『天職をつかむ占星術』もよく売れました。ジャンは亡くなる直前まで『前世ソウルリーディング』の続編を執筆中でしたが、その続きを弟子のステファニーが現在執筆中。うまくいけば来年あたりに出版するかもしれません。
私にとって、この本はジャンとの出会い、そして『前世』や『魂の系譜』と向き合うきっかけとなった大切な作品です。今でもヒプノサイエンスラボを訪れるクライアントの方々に、『前世ソウルリーディング』で人生が変わりました、というお話をされることが少なくありません。
ジャン・スピラーを日本に紹介し、ジャンのすべての著作物を翻訳し、ジャンの日本でのマーケティングを担当してきたという深いご縁を考えると、恐らくどこかの過去世でも協働作業をしていた仲でしょう。亡くなってからちょうど10年という節目に本書の重版が出ることの幸運を噛み締めつつ、7月12日の命日にはジャンを偲ぶ献杯をしようかと思います。
ステラカウンセリングの勧め
そして最後に、ジャン・スピラーの系譜を継ぐスピリチュアル占星術にご関心のある方は、ヒプノサイエンスラボの最新メニュー『ステラカウンセリング』をお試しください。広く深く、詳細にわたる分析が、読み応え十分だと大変好評です。バースチャートに書かれた運命や才能を、ほとんどの人は3割程度しか活用していないと言われています。あなたがまだ気づいていないあなたの真実と出会えるかもしれません。
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セラピストとして働く傍らで、スピリチュアル系、メタフィジカル系の書籍を多数翻訳し、日本に紹介し続けています。2014年10月他界したドロレス・キャノンの生前最後のメディア向けインタビュー記事を執筆したジャーナリストでもあります。