地球人よ、猫のように自由であれ
日本は地球浄化の重要拠点
短い秋がやってきました。あっという間に今年も終わりそうですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?今日はとても興味深いセッションのお話を共有したいと思います。ある大企業にお勤めのジャンヌさんは、幼少期から宇宙人的視点を持っていました。変性意識下で現世を生きる意味を探ってみると、驚くようなストーリーが始まりました。
キリストの弟子、ユダ
まず降り立ったのは砂漠の集落の粗末な一軒家。私はこの地でキリスト教の布教活動をしています。我が師キリストの教えを広めている、私は12使徒のひとり、ユダでした。私以外の使徒と私は意見が合わず、取っ組み合いの喧嘩をすることもありました。この人生のハイライトはやはりキリストが処刑された時のことで、世に言われているような裏切り行為はありましたが、それもキリストと合意の上で、すべて計画によって行われたことでした。キリストの死後、私は師に言われたとおり、今のヨルダン、ペトラに行きました。寺院の祭壇に、黄金で包んだ水晶のようなものを置くと、そこがポータルとなり、私はそこを通って故郷の星に還りました。そこで師と再会しました。その星とはアークトゥルスです。
♦この人生の学びは、覚醒していない人々に対する理解、愛情がまだ足りないということ。ジャンヌさんの魂はいつもこのテーマで挫折してきた、とのことでした。
ヒマラヤの結界の守護神
次に着いたのは太古の地球。ヒマラヤにはダイヤモンドが埋められていて、そこが地球のポータルとなっています。私はここで結界を張り、ポータルの番人をしている龍でした。私はここで人類創成期からメソポタミア文明の頃までこの地を守っていました。ポータルが荒らされるのは2通りあり、一つは宇宙の存在がレーザーを打ち込んでダイヤモンドを壊すこと。彼らは美しい地球が目障りなんだと言います。しかしこの手の事故は創造主に言えばすぐに修復されます。もう一つは人類の悪しき心が溜まってくると、地震が起きて崩れること。この場合は「長考」といって、長い時間をかけてどうするべきか話し合われます。
♦この人生の学びは、今ジャンヌさんも富士山のポータルを守る仕事を担っているので、そこに気づくためでした。
メソポタミアの神官
龍としての任務を終え、次はメソポタミアのウルという地にウォークインで人間となり、神殿で働く神官となりました。この地にも主要なポータルがあり、龍よりも波動の低い肉体を使って内部から結界を監視するのが目的でした。創造主の指示で、老齢に達するまでただひたすらにポータルを守ったお仕事人生。人間はこれが初めてでした。
♦この人生の学びは、肉体を持った人間にしかできない結界内部の守護を習得すること。ジャンヌさんが就寝中は龍として、日中は神官として富士山のポータルを守るためです。
転生コーディネーター
次の転生は、アカシックレコードが収められている図書館のようなところで、生まれる前の魂の行き先の振り分けや、行った先の人生計画を立てるコーディネーターをしていました。いろんな星からくる魂たちそれぞれにふさわしい場所の前後の状態を調べ、協力するプロジェクトなどを考慮し、提示して、一緒にライフプランを立てます。人生の途中で相談に来るケースや、他次元にわたる人生を統合するお手伝いなどもします。よく送り出す先はアークトゥルスと地球、そして金星、水星、木星もあります。
♦この人生の学びは、人の計画を見抜きなさい。人の振る舞いを見て、コーディネーターの意図を推し量り、理解しなさい、ということ。
戦火を生き抜くフランスの少女
テンポよく次の転生に進むと、そこは15世紀のフランス、ブルターニュ。父と兄はすでに戦死し、私は13歳の少女で、村は内乱のさなかにありました。村の領主様はイングランド側、攻めてくる敵集団はフランス国王側に付いて敵対しています。私は姉と二人で納屋に隠れましたが、敵に火をつけられてあっけなく焼死。これは人間の味わう理不尽な恐怖、そしてどうにもならないことを受け入れるという経験をするための一生でしたから、早く終わってむしろ安堵したようでした。
♦大西洋に面したブルターニュの近海にポータルがあり、ジャンヌさんが今いる太平洋とを結ぶ役目があるので、それを確認するために出てきた転生でした。
宇宙の知識Q&A
興が乗ってきたので、これより質問形式になりました。
Q:これまでの転生で印象に残った場所はどこですか?
A:アークトゥルスです。びっくりするほど美しい、ダイヤモンドの輝きを持つ星で、都市があり、背の高い美しい人々が住んでいます。外見はそれぞれ好きなように作れるので金髪が多くてみんな若々しいです。ここには他の星からたくさんの存在たちが学びに、そしてヒーリングを受けにやってきます。
Q:印象に残った出来事は?
A:あるとき誰かがドーナツを持ってきました。アークトゥリアンは食べる習慣がないので、みんなで波動を落としてエネルギーを摂取しました。バサバサ、ぼそぼそでイマイチだね、というのが最高に面白かった。
Q:不味かったのが最高だったんですか?
A:この星はすべてが美しくうまくいくので、そうでないものに滅多に出会わないので新鮮で楽しかったんです。その意味で地球はエンタメの極致。何時間も並ぶ大人気のアトラクションのようなところです。ここまで面白いところはなかなかありません。
Q:アークトゥリアンは地球にも行きますか?
A:たくさん行ってます。キリストもそうですし、現代でも私たちがいなかったら地球は大変でしょう。私たちは空気清浄機のような存在で、地球を浄化しています。一緒にドーナツ食べていた仲間がジャンヌの周りにもたくさんいます。でもアークトゥルスよりシリウスからの魂のほうが多いかもしれません。
Q:地球は波動が低すぎて生きづらくないですか?
A:私たちは案外タフなので、粘り強いんです。原動力ですか?愛と楽しむ心です。次元のギャップ違い過ぎて面白ーい!という感じです。金欠も楽しいし、手術も珍しい。
Q;地球人にアドバイスはありますか?
A:地球人は堅いですね。頑固で、一回決めたことはなかなか路線変更できない。苦しくても、おかしいと思っても、みんなやめずに続けている、権威に従っているところが変ですね。もっと猫みたいに自由で気まぐれでいいんですよ。プイっと横を向いて、やーめたっていう快感を知ってほしい。全員で「やーめた」って言えば、世界は明日にでも天国になり得るんです。
Q:つらいからもうやーめた、と自殺するのもアリですか?
A:アリですよ。好きにすればいいんです。いったんリセットして、またやりたくなったらやればいい。シチュエーションを変えて見たり、魂の成分を変えて見たりして次のステージを作ってみるのも楽しいですから。
Q:魂の成分を変えられるんですね?!
A:それも転生コーディネーターの仕事のひとつです。もともと魂はいろんな成分の集合体だから、アークトゥルス成分強めのジャンヌみたいな人や、シチューみたいにいろんな要素がたくさん混ざった魂もいます。
Q:ジャンヌさんが守っている日本について教えてください。
A:日本には精霊神がたくさんいて、それが世界を浄化しているので、この地がやられると世界全体が落ちていくんです。だから龍だけでなくいろんな存在が日本を守っています。ジャンヌが守っている富士山を含め、ポータルは50個ほどあります。
Q:日本以外にもそういう場所がありますか?
A:ヒマラヤ、イギリスとアイルランド島、ハワイ、そして中米コスタリカ、マヤ文明の辺りです。
Q:この先地球人はどうしたらもっと幸せになれるでしょうか?
A:愛を持ってポジティブに生きる。これ以外に道はありません。あまり深刻に考えず気楽に生きる。気持ちが一番大事です。自分でコーディネートして作った劇場だと思えば何でも愉快な体験型エンタメだ、と感じられませんか?
Q:我が師ドロレスも、恐怖はエンタメオンリーで、とよく言ってました。
A:そうそう。お化け屋敷、いっぱいあって楽しいですね。ただし恐怖は安全装置だから、感じるのはいいけれど、感情移入しないこと。巻き込まれ過ぎないことが大事です。
Q:貴重なお話をありがとうございました!
以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。
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セラピストとして働く傍らで、スピリチュアル系、メタフィジカル系の書籍を多数翻訳し、日本に紹介し続けています。2014年10月他界したドロレス・キャノンの生前最後のメディア向けインタビュー記事を執筆したジャーナリストでもあります。