シルビア・ブラウンの予言
パンデミックは唐突に収束する
アメリカの霊能者で、日本語訳の書籍やオラクルカードなどをたくさん出しているシルビア・ブラウンが2008年に出した本、End of Daysに、以下のような予言がありました。
――2020年、重篤な肺炎のような症状を持つ疾病が世界中にパンデミックを起こす。この病気は肺や気管支を痛め、既存の治療法で治せない。この病気そのもの以上に不可解なのは、このパンデミックが唐突に収束するということ。10年後に再び流行するが、それ以降は完全に消滅する。――
シルビア・ブラウンは失踪者の捜索や未来予測の予言をたくさんしていて、はずれたことも少なからずあったそうですが、COVID19についてはかなり正確に言い当てています。(ご本人は2013年に亡くなっています)そこで注目したいのは、“このパンデミックは唐突に収束する“という点です。ちなみに占星術的に言えば、3月下旬に一度収束するものの再燃し、4月がピークという見立て。おそらくその後急速に収まり、オリンピックは無事開催できるのではないか?と予測されます。
元々普通の風邪もコロナウイルスによるもので、COVID19で重篤化するのは免疫力の弱っている、一握りのハイリスクの人々だけです。80%の人々は、仮に保菌者になり、発症したとしても治療せずに完治する、とも言われています。つまり普通の風邪とあんまり変わらない、ということです。
怖いのはウイルスより怖れる心
にもかかわらず、世界はまるでストップモーションをかけられたかのようにすべての活動がストップしています。こんな異常事態は誰も見たことがありません。経験則が通用しない時、人は見えないものに対する強烈な怖れを抱きます。この状態で今最も警戒すべきなのは、パンデミックそのものより最悪のシナリオを描こうとする人々の恐怖心です。意識を向けたところにエネルギーが集まるという物理の法則により、恐れていることに多くのエネルギーが集中するとどうなるか?そこでも思考は現実化します。
これをノーシーボ効果(プラシーボ効果の真逆の現象)と言います。
怖れを抱くと体は緊張し、いわゆるストレス状態となり、交感神経優位の状態になります。この時免疫機能は低下し、体の修復や成長は止まります。つまり怖れを抱く行為そのものが、怖れの対象を引き寄せるのです。このパラドックスが地球学校の最も困難なゆえんです。
ではどうすればいいか?
“唐突に収束した後の世界”をイメージしよう
やれやれ、と活気を取り戻した明るい世界をみんなでイメージし、イベントやコンサートや、会議や飲み会、お花見パーティーができる毎日に意識を向けましょう。ウイルスを拾わないための注意はもちろん怠らず、必要以上に不安にならないようにしましょう。それには不安をあおるメディアの情報を遮断するのも一考です。同時に、こんな異常事態はめったに訪れないので、周囲を観察するといろんな気づきがあるかもしれません。常識が通用しない時、人は本来の価値観で行動するので、その人の本性が見えやすい時期。密かに人間観察にもピッタリの好機、と言えそうです。
世の中が止まっているこの時期に、自分の内面と向き合うのもお勧めです。ヒプノサイエンスラボに、過去世探訪にいらっしゃいませんか?
関連する記事はこちら
セラピストとして働く傍らで、スピリチュアル系、メタフィジカル系の書籍を多数翻訳し、日本に紹介し続けています。2014年10月他界したドロレス・キャノンの生前最後のメディア向けインタビュー記事を執筆したジャーナリストでもあります。