未来の家族との遭遇 マヤさんのスペースオデッセイ
うっすら雪景色の幽竹庵より訪問者の皆様へ。
あなたの人生はたくさんの過去世の学びを経て厳密に計画されたものという自覚をお持ちですか?営々と築いてきた過去世の経験や知識をちゃんと生かしていますか?
先日幽竹庵を訪問したマヤさんのセッションを終えて、魂がたどる壮大なストーリーに改めて畏敬の念を抱きました。
マヤさんはキャリアウーマンの期間を経て結婚、5月に出産予定なのにシュッとしたスレンダー美人で、これまでいくつかのヒプノセラピーを体験して得られなかった答えを求めて来られました。
退行して最初に見えたのは茶と白が混ざった色の惑星で、リングがある(けれど土星ではない)星でした。
降り立ったのは粘土質の凸凹の地面。草木がなく、遠くには黒々とした岩山の火山。マヤさんは、青いとさかに青いくちばし、青い体は人間のようで、顔だけ鳥で体には毛も羽も生えていない生き物。手足の爪が長く、長い尻尾があります。そこは収容所のようなところで、マヤさんはすぐに鳥人間労働者が働くラインに入りました。
鳥人間は感情が生まれないように作られた労働専用のアンドロイドで、食事をとらず、休むこともありません。ただ洞窟の中に岩を運び、その岩はどこか別のところに持っていかれるが、何をしているのかを知らされていませんでした。シーンを移動して分かったのは、それが惑星を作るための労働だったこと、そして使命を終えたマヤさんは創造主(光)の下に戻り、しばしの休息を経て地球へと向かいます。
降り立ったのはインドで、ある裕福な家庭の一人娘。父親は現在の夫でした。
サリーを着た母親をはじめたくさんの人が、生まれたばかりの自分を見て喜ぶ姿が不思議でした。(鳥人間時代には感情がなく、この転生が地球での第1回目だったので)
20歳の時に親が決めた相手と結婚しましたが、他に好きな人がいたためひげ面の40歳の夫が好きになれませんでした。戦争に行った好きな人を想い、友達もなく、飼い犬を相手に一人紅茶を飲むティータイムが安らぎの時間という日々を経て、好きな人と再会できないまま老齢に達し、
「早く宇宙に帰りたい」
と言って終了。
そしてもう一つ見たのも過酷な人生でした。
中東らしき砂漠の遊牧民で両親を幼少期に亡くして一家離散。孤児となった彼は奴隷として売られ、トイレのような小部屋で暮らすやせ細った中年男性でした。彼の仕事はご主人様が乗るラクダを引くこと。ご主人様は民衆から金や穀物を土地代として強引に徴収する悪代官。奴隷たちには十分な食物も与えてもらえません。結局彼は砂漠で働いている時に熱中症と栄養失調、脱水で45年の一生を終えます。
そしてセッション後半、ハイアーセルフとの一問一答に入ります。
まずこんなにつらいだけの奴隷人生をなぜ選んだのか聞いたところ、自殺したり逃げ出したりせずに耐え抜いて、人生を全うしたことが魂にとってよい経験だった、とのこと。貧しさについて学んだので、現世ではもう働かなくても一生お金の心配はない、と断言されました。
マヤさんが仕事に没頭しすぎて体を壊したのは、鳥人間時代の労働モードが残っていたからで、現世では家族と穏やかに豊かに暮らすことが本分とのことでした。
そして今おなかの中にいる赤ちゃんは、インドで恋焦がれたまま結ばれることがなかった、あの心の恋人で、「この子はお母さんを大切にするいい息子に育つ」とのことでしたが、どんな人物になるかは聞いても教えてもらえませんでした。
ハイアーセルフの見解をざっとまとめると、マヤさんは地球での転生歴が浅く、まだ地球に慣れていない。
もともとシリウスやアルクトゥルスにいたため、地球は波動が低すぎて彼女にとって大変難しい。特に日本人は何を考えているのかわからず、感情が読めなくていつも緊張し、自分の感情を抑えているためのどが詰まっている。高校時代以来、長く甲状腺を患ってきた理由はそこにある。
地球の波動が高くなっている昨今、これからの人生はずっと生きやすくなるはず。今後は地球人をもっと信用し、生まれてくる子供と一緒に自由な表現を学んでいくといい。
マヤさんは過酷な環境を自らに課し、魂を成長させてきた強靭な魂でした。
そして過去世で叶わなかった、愛する人と共に生きるという強い想いを叶えるべく転生してきたことがわかりました。最後に、今後も変わらずマヤさんを見守っていくハイアーセルフに、マヤさんへの気持ちを訊ねました。
私の愛は地球の愛とは違う。太陽が草木を育てるような、無条件の愛・・・とのこと。
あなたにも、愛情いっぱいで見守ってくれるハイアーセルフがいます。
追記、“ブルーエイビアン”
先日の投稿の後、マヤさんからメールをいただきました。
まずはセッションの後でいろいろな懸案事項がいい方向に
そして冒頭に現れた、想像もしなかった青い鳥人の絵を描
マヤさんは、ご自身が見たのと同じ宇宙人を見た人が世界
そしてセッシ
さて、その青い鳥人。ネット検索してみると、青い鳥族B
身長約8フィートの人型の労働アン
ヒプノセッションの第一の目的はクライアントさんの人生
しかし、1960年代からドロレス・キャノンが実施して
メディアではいまだにキワモノ扱いですが、ご自身のヒプ
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セラピストとして働く傍らで、スピリチュアル系、メタフィジカル系の書籍を多数翻訳し、日本に紹介し続けています。2014年10月他界したドロレス・キャノンの生前最後のメディア向けインタビュー記事を執筆したジャーナリストでもあります。