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ヒプノセラピーで探る壮大な魂の遍歴 人の縁は見かけほど浅くない。

ヒプノセラピーで探る壮大な魂の遍歴 人の縁は見かけほど浅くない。

クリスマスイブの今日、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

大切な人や家族との時間を過ごす機会が多いこの季節に、人の縁の奥深さについて少し語ってみます。

先日のセッションのクライアントさん(ローズさんと呼びます)は、ご自身のことよりもご主人とその妹さんとの不仲に心を痛めていました。

もともとそりの合わない兄妹で、不仲はローズさんがご主人と出会う前からのことなので、ずっと立ち入れずにいたそうです。しかし二人のバトルの仲裁役を長く務めてきたご両親も高齢になるにつれ、ローズさんに助けを求めるようになってきました。

セラピーの基本としてはクライアントさんご本人以外の過去世を無断で探るのは禁じ手です。そこでローズさんとその兄妹である魂が同時に生き、しかも何らかの浅からぬご縁があった時代という条件で退行催眠を行いました。

降り立ったのは小さな村の麦畑。ローズさんはこの村に長く住んでいる農家の主でした。

現世の義妹(以下ミニーと呼びます)は近所に住む若い娘さん。そこに現世のご主人(以下トニーと呼びます)が家族でこの村に引っ越してきました。そして問題が起きた日にシーン移動をしたところ、年貢の納め方で村人同士の対立が起きていました。ミニーの一派とトニーの一派は対立の急先鋒で、互いの主張をぶつけ合って険悪になるばかり。

ローズさんはトニーの一派でしたが、穏健派で特に仲裁もしていませんでした。ある日トニーの家が焼き討ちに遭い、証拠はないもののミニーの仕業に違いないと、恨みはますます燃え盛ることに。

さらにシーンを進めると、あまりに激しいバトルが続き、ついにこの地の領主の逆鱗に触れました。喧嘩両成敗ということで村人は等しく土地を失い、ミニーの一家は村を追われて出ていきました。ローズさんとトニーの魂の親和性、トニーとミニーの力関係はわかったものの、解決しないまま終わったため、次の転生へと移動しました。

次に降り立ったのは、青い丸い屋根の立派な寺院の中。

ローズさんは浅黒い肌をした中東の女性で、イスラム教徒の女性の正装である、黒い布を頭からすっぽりとかぶったような姿をしていました。彼女はご主人であるトニーとこのモスクに礼拝に来ていました。描写を聞いているうちに、それはトルコ、イスタンブールにある大寺院ブルーモスクだとわかりました。

ここでちょっと歴史を解説すると、この地はかつてコンスタンティノープルと呼ばれ、この寺院はビザンチン帝国時代に正統派キリスト教の大聖堂として建立されました。その後オスマントルコに占領され、キリスト教大聖堂はイスラム教寺院となりました。しかしその後何度もキリスト教徒に奪い返され、宗教が変わるたびにキリストの壁画を漆喰で塗りつぶしたり、はがしたりを繰り返していたのです。

「私らの宗教では偶像を持たない」

と言うローズさんの話から察するに、今はオスマントルコの時代のようでした。そしてそこに、やはりミニーがいました。この時は白人の男性で、寺院の片隅に残されたキリストの像に礼拝に来ていたのです。そして寺院の中で再び激しい戦いが起こりました。

ここでの対立はあまりに明白で、イスラム教徒のトニーとキリスト教徒のミニーの戦いは、現代に至るもまだ解決していません。

不仲の原因が痛いほど分かったところで、ハイアーセルフ様に解決の方法について訊ねました。

二つの過去世でローズさんは両者の戦いを傍観するだけで、仲裁をしてこなかった(またはできる立場にはなかった)ため、3度目の現世では二人の魂の和解に向けて積極的に介入できる立場となって転生しています。

そしてトニーとミニーは過去に少なくとも2度失敗し、決裂しているため今回はどれほど喧嘩しても他人同士のように縁が切れない家族として生まれ、今度こそ和解することを目標として転生していることは明らかです。

そして見えてきた解決策は、二人の実家の宗教である仏教やご先祖様を敬うこと。

どうやら問題はミニーの不信心で、まずはご先祖様のお墓に手を合わせるよう、スポークスマンであるローズさんがミニーに伝えるのが第一歩とのことでした。

人の縁とは現世だけで語れるものではありません。特に折り合いの悪い家族がいる場合は、過去世で何度も失敗したため、最後の手段として血縁となって転生することが本当に多いのです。和解できないと来世でも同じ宿題をする羽目になりますので、ぜひ現世での解決を目指しましょう。

クリスマスやお正月に家族が顔を合わせるとき、前世での関係に思いを馳せると、より深い愛情を感じるのではないでしょうか?

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